EO Beyond Japan 設立の背景

多様な価値観とともに、未来の日本を創り出すために。

急激な労働力減少・高齢化・社会ニーズの多様化が進んでいる現在、かつての単一的な価値観と組織モデルで成長できた、高度成長期の成功モデルからの脱却が必要です。

この大きな変化の時代において、日本が持続的に発展し、人々が希望を持って生きられる社会を実現するには、組織や経営、コミュニティがより柔軟で多様な価値観を受け入れるよう進化する必要があります。しかしながら、国際社会からも指摘されているとおり、多様性に配慮できていないコミュニティがまだ多いのが現状です。

私たちは、「女性活躍」だけではなく、Diversity, Equity & Inclusionの考え方にもとづき、性別・年齢・国籍・経験・価値観など、あらゆる違いを力に変え、ひとりひとりの可能性が尊重されることこそが、社会の強さの源泉になると考えます。

このような違いを超えて、「多様な人が “I will” で動ける環境」を日本のあたり前にしていくこと。

EO Beyond Japanは、こうした変化の起点を「経営」から生み出すことを目指し、経営者自身が変化の担い手となって、社会とともに未来を共創する場として立ち上がりました。

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EO Beyond Japanとは

Mission

DE&Iの考え方に根ざした様々な実験を通して、起業家自身の成長とあるべき組織や社会について考える

Vision

個々人の違いを超えて、「多様な人が “I will” で動ける環境」を日本のあたり前にする

1st Experiment

ジェンダーバランスが50:50の環境での個人と企業の変化と成長を体験し、発信する

EO Beyond Japanの特徴

Diversity &Inclusion を前提とした組織

Equity(公平性) を意識した メンバー構成

全国から参加可能な広域チャプター

メンバー一人ひとりの環境に配慮し、学びの機会を継続できる仕組みと
理事や委員などの運営の負担を配慮した、運営体制の構築を目指します

EO Beyond Japanのチャレンジ

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1:日本社会における意思決定の場の多様化に向けた共創的チャレンジ

多様な価値観や背景を持つ人々が、経営や意思決定の場に自然に参加できる環境をどうすれば実現できるのか。

そのために、制度や文化、意識の壁を多角的に見つめ、持続可能な変化を社会と共につくるプログラムの開発と実践に取り組んでいます。

2:EOというプラットフォームにおける「参加機会の公平性」へのチャレンジ

誰が参加しやすく、誰が参加しにくいのか。その背後にある構造的な要因を問い直し、EOという学びとつながりの場が、より多様な声を迎え入れられるように。

私たちは仕組みや空気感そのものを見直し、気づきや改善点をフィードバックし続けています。

3:多様性を実現した場での経験を共有していくことへのチャレンジ

多様な視点と経験が交わる場は、私たちの問いや行動をどう広げ、深めていくのか。

EO Beyond Japanという実験の場での学びと気づきを、個人や企業、EO全体、そして社会へと還元していくプロセスに取り組んでいます。